京友禅の「パゴン」がアート展-「見て楽しい」新しい世界観を表現

京友禅の「Pagong(パゴン)」は6月11~20日、「Pagong~新しい世界~アート展」を開催する。

京友禅の「Pagong(パゴン)」は6月11~20日、「Pagong~新しい世界~アート展」を開催する。

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 京友禅の「Pagong(パゴン)」(京都市右京区西院西溝崎町、TEL 075-322-2391)は6月11日から、本店(同)西隣りのフィアット京都・アルファロメオ京都ショールームで「Pagong~新しい世界~アート展」を開催する。

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 パゴンは、大正時代から続く友禅染製造販売会社の「亀田富染工場」が運営する京友禅アロハシャツとカットソーのブランドで、2002年に本店、2003年に祇園店をオープンした。

 友禅の工場が現代美術に挑戦する同展。「和柄をポップなアートに変え、グラフィカルに表現したい」と、同社の染め技法を最大限に生かして従来の染めとは違った作品を制作。それらを、ショールームの空間を生かした展示や、色・柄をじっくり楽しんでもらえるパネル展示などで展示する。

 同展企画担当の稲垣全利(まさり)さんは「パゴンの新しい世界と空間を表現する。多くの方々にパゴンの芸術的な活動を知ってもらいたい」と話す。「今回の新しい友禅の表現が、今後洋服やバックなどの商品へとつながっていく」とも。

 開催時間は11時~19時。水曜定休。今月20日まで。

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