畳20枚分の「ジャンボ着物」、京都絞り工芸館に登場

京都絞り工芸館で畳20枚分の大きさのジャンボ着物「花の京」が展示されている。

京都絞り工芸館で畳20枚分の大きさのジャンボ着物「花の京」が展示されている。

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 京都絞り工芸館(京都市中京区油小路通御池下ル)で9月2日から、畳20枚分の大きさのジャンボ着物「花の京」が展示されている。

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 ジャンボ着物の大きさは、幅=4.5メートル、長さ=6.5メートル、重さ=8.5キログラム。絞りをアピールするために1991年に京都絞栄会の絞り職人40人が制作した。制作中は着物が大きすぎるために机の上では作業できず、屋上で広げて作業したこともあったという。生地をつなげて下絵を描き、ほどいてから染め上げた。絵柄は遠山をぼかし染めで表現し、法観寺(八坂の塔)と枝垂桜のイメージを描いた。

 ジャンボ着物のほか、長さ8メートルのロング着物「花あかり」と総絞りで作った「総絞りウエディングドレス」も同時に展示している。

 同館の副館長の吉岡信昌さんは「展示してきた着物の中で最大の大きさ。技術の高さを見てほしい」と話す。

 開館時間は9時~17時。入館料は500円。10月30日まで。

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