オールナイト上映会「真夜中の大人計画」-立命館大生、実習で企画

写真=企画した立命館大学担当教員の川村健一郎さん(左)と立命館大の梶山祐加さん(右)

写真=企画した立命館大学担当教員の川村健一郎さん(左)と立命館大の梶山祐加さん(右)

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 京都みなみ会館(京都市南区西九条東比永城町、TEL 075-661-3993)で8月8日、立命館大生が企画するオールナイト上映会「真夜中の大人計画」が開催される。立命館大学映像学部(北区等持院北町)と同館を運営するRCSの共同主催。

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 上映作品はレイトショーで「少年メリケンサック」(2009年、宮藤官九朗監督、125分)、オールナイト上映で「恋の門」(2004年、松尾スズキ監督、114分)、「真夜中の弥次さん喜多さん」(2005年、宮藤官九朗監督、124分)、「クワイエットルームにようこそ」(2007年、松尾スズキ監督、118分)の4作品。劇団「大人計画」に所属する松尾監督と宮藤監督の作品で上映会を企画した。

 同上映会は映画を上映する映画館や映画祭、配給会社の担い手の育成を狙う同大学同学部の実習の一環。学生が企画から上映フィルム借用の交渉、広報活動、会場運営までを行う。企画した梶山祐加さん(立命館大2年)は「クドカン(宮藤監督)は知っているけど大人計画を知らない学生は多い。今の日本の映画を支えている大人計画の魅力を伝えることができれば」と話す。演劇が好きな人にも映画館へ足を運んでもらうために京都の小劇場などへの広報活動も行う。

 上映会の企画性を強く出すことを狙い、オールナイト上映を定期的に行っている同館で上映する。同大学担当教員の川村健一郎さんは「上映会をきっかけに参加者へ映画館で映画を見る魅力を伝えたい。企画する学生も京都みなみ会館から学べることは多い」と話す。

 料金はレイトショーとオールナイトのセットで、前売り=2,400円、当日=2,700円。レイトショーの上映は21時10分から。

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