![関谷江里さん初の著書「実際に食べて選んだ納得!の店ガイド全216軒 京都 美味案内」が4月28日に発売。](https://images.keizai.biz/karasuma_keizai/headline/1241062961_photo.jpg)
食を専門に活躍する京都在住のフリーライター・関谷江里さん初の著書「実際に食べて選んだ納得!の店ガイド全216軒 京都 美味案内」(扶桑社)が4月28日、発売された。
関谷さんは、自身のサイト「関谷江里の京都暮らし」で、これまで実際に食べて廻った京都のおいしい店の情報を発信し続けており、アクセス数は1日1万に上る。
同書は、サイト上で紹介した3年間の情報から厳選したものを撮影し直したもの。約550枚の写真で料理などを紹介するほか、禁煙に対する環境や靴を脱いで上がる席なのかどうかなど、実際に店を利用する際に気になるポイントについて、女性ならではの視点から著者自身が調べた内容を多く盛り込んでいる。
今月27日から先行発売を始めたジュンク堂書店京都BAL店(京都市中京区河原町通三条下ル)の実用書担当者・福田ゆかりさんは「きれいで臨場感のある写真は、本当に食べた人ならではの撮影だと思う。発売前から多くの問い合わせがあり、売れ行きは順調」と話す。同29日にイタリア料理店「京都ネーゼ」(中京区三条木屋町上ル)で行われた発売記念イベントには、サインを求め関東方面から訪れる人も現れるなど盛況となった。
関谷さんは「京都に移住し、地道に食べ続け写真を撮り、サイトアップしてきた結果アクセス数がだんだん向上し、料理店を格付けしている有名なフランスのガイドブックへの掲載を断っている店も掲載させていただけた。コース料理の全容を紹介したガイドは少ないのでは」と話す。「京都の今一番おいしいものは大方本書の中にあると思っている。多くの方にご覧いただければ」とも。
仕様はA5変型100ページで、価格は950円。