新風館（京都市中京区烏丸通姉小路下ル）3階ギャラリーで4月16日～18日、書家の俵越山さんと陶芸作家の水垣力さん、村田幸之介さんによる「俵越山展03 晴れ時々書家 処により陶芸家」が開催される。

　同展では、俵さんが今までに備前、越前、三国、珠洲、信楽、清水、美濃などさまざまな窯で焼いてきた陶器を展示する。「力窯・信楽焼」の水垣力さん、「陶房六齋 幸之介窯・清水焼」の二代目村田幸之介さんを招き、俵さんとのコラボ作品も展示販売する。

　俵さんは「嗚呼！越山先生」（関西テレビ京都チャンネル）の番組の中で、窯元「陶房六斎」で108匹の龍が描かれたラーメン鉢「百八龍鉢」を作陶、絵付けを行った。「ラーメン魁力屋本店」（左京区一条寺）では今月6日から「百八龍鉢」を用いて「カレー中華」（700円）を限定販売している。

　同展では、手びねり作陶や絵付け体験ができる。「作家さんが個展会場で体験をさせるというのは普段ではあり得ないこと」と俵さん。手びねり、絵付けの体験料は3,150円（送料別途）。同展終了日から約1カ月後に各窯で焼き上げた作品が届く。「ぜひこの機会に土や筆に触れてみては」（同）とも。体験日時は17日・18日の11時～19時（受け付けは17時まで）。

　会場では作家の器を使いお茶が飲めるスペースも設ける予定。開催時間は11時～19時。今月19日まで。