京都の芸術系10大学が合同作品展-元小学校の空間生かす

写真=元立誠小学校の会場の様子

写真=元立誠小学校の会場の様子

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 キャンパスプラザ京都(京都市下京区西洞院通塩小路下ル)と元立誠小学校(中京区蛸薬師通河原町東入ル)の2会場で11月11日から、芸術系10大学による合同作品展「芸術系大学作品展2008」が開催されている。開催は今回で9回目。

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 参加大学は池坊短期大学、京都嵯峨芸術大学、京都工芸繊維大学、京都教育大学、京都嵯峨芸術大学短期大学部、京都市立芸術大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、大阪成蹊大学芸術学部、成安造形大学。10大学の教授で構成する大学コンソーシアム京都の芸術系大学作品展実行委員会が主催する。

 2会場で計142点の学生作品が出品されている。キャンパスプラザ京都では幅1メートル80センチの日本画など平面作品を中心に展示。昨年から会場に加わった元立誠小学校では立体作品、映像作品、インスタレーション作品などを、教室などの空間を生かした作品を多く展示している。大学コンソーシアム京都の渡邉浩子さんは「昨年は手探りで元立誠小学校を会場として使っていたが、今年は会場に合わせた作品が多い。元立誠小学校を会場とすることで作品の幅が広がった」と話す。

 同展は所属する大学を越えた交流や、芸術系大学の活動を広く一般に知らせることを目的に開催。今月16日には出展した学生による作品発表会が開催される。「作品展はひとつの大学でおさまりがち。大学間の垣根を越えた交流や、一般の来場者と学生が接点を持つ場になれば」と渡邉さん。

 開催時間は、キャンパスプラザ京都=10時~21時、元立誠小学校=12時~19時。入場無料。今月23日まで。

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