「IL GHIOTTONE CUCINERIA(イル ギオットーネ クチネリーア)」(京都市下京区木屋町松原上ル、TEL 075-353-8866)が10月21日、四条近くの鴨川沿いにオープンした。
同店は京都では2店舗目の出店。オーナーシェフの笹島保弘さんが2002年に「京都発信」のイタリアンを目指し東山・八坂にオープンした後、2005年には東京・丸の内に開業している。同店は、普段使いができる「大人のカジュアル」をコンセプトに、内装はナチュラル・モダンテイストでまとめた。席数は約20席。「クチネリーア」はキッチンを意味するイタリア語「クチーナ」から創造したという。八坂店との違いについては、「八坂店は誕生日、記念日などの特別な日に、当店は普段使いで気楽に利用してほしい」(同)と話す。
メニューは、ランチは2種類のコースのみ(3,675円、5,250円)。ディナーはアラカルトで「温かいじゃがいもとたっぷりのうに、『ヴァニラのバブル』」(1,260円)、「いろんなキノコと百合根のリゾット」(2,100円)、「シャラン参鴨ロース肉の炭火焼、たっぷりの採れたて野菜添え」(4,925円)などを提供。客単価は6,000~7,000円を見込む。
笹島さんは、京都発信の理由を「すごく単純に京都が好き」と話す。「イタリア料理しか作れないが、そのことから京都をアピールしたり貢献したりできれば」と意気込みをみせる。
営業時間は、ランチ=12時~14時、ディナー=18時~23時。水曜定休。