「何かの縁」でグループ展開催-京都産の杉を用いたギャラリーで

木工から立体までのさまざまなアートの「何かの縁ではじめてのグループ展」

木工から立体までのさまざまなアートの「何かの縁ではじめてのグループ展」

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 京の山・杣人工房(そまびとこうぼう)「空」(京都市下京区西洞院通木津屋橋上ル、TEL 075-371-3101)で6月4日より、「何かの縁ではじめてのグループ展」が開催される。

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 「空」では木の良さを伝えることをコンセプトに、林業の活性化を目的に施設の貸し出しを行っている。同施設は京都市内産の木材を床に使った空間。同施設担当者は「地域で育った木を使うことはその地域の環境にも適していると言われている。木の良さを知っていただいて京都の森が元気になれば」と施設の展開に期待を寄せる。

 同展は、木工から立体までさまざまなアートのグループ展。出展者は、窪田謙二さん(木工)、佐古馨さん(木の器)、坂部博恵さん(陶器)、はしづめまきさん(インスタレーション)、ビービー・デザインワークス(ステンドグラス)、法嶋二郎さん(木工)、吉岡康正さん(立体)ら。もともと出展者全員が知り合いではなく、「ほんのちょっとしたきっかけでグループ展を開くことになった」(同展担当者)という。中には、何十年も経験を積んで来た人や、同展を契機に初めて作品作りに挑む人もいる。

 出展者の一人である吉岡さんは「縁のほか、円、宴、艶などイメージやかかわり方もさまざま。メンバーの手法や考え方にも違いがある。見る人がそれを自由に感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~17時。今月8日まで。

京の山・杣人工房「空」

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