四条寺町に7月11日、「サンリオギャラリー京都」(京都市下京区四条通寺町東入ル、TEL 075-229-6995)がオープンした。
府内最大規模の店舗面積となる44坪の同店。2フロア展開で1・2階ともに約22坪。京都高島屋、大丸京都店の店はファミリー向けの展開をするのに対して、同店では大人向けにファッション雑貨や生活雑貨を中心とした約4000アイテムをそろえる。年間の売り上げ目標は2億円。
幅が狭く奥に長い店の売り場を狭くしないために、天井からキャラクターたちが顔を出している新しい意匠を採用。店頭には着物姿のキティちゃんの大きなぬいぐるみが置かれ、写真撮影する人も多く見られた。1階は「ポムポムプリン」「マイメロディ」などの人気キャラクター商品を展開。奥にレジを設ける。
2階は海外からの観光客を意識した。台湾で人気がある「ぐでたま」のコーナーを大きく取り、触ったり写真が撮影できる「金のぐでたま」を用意する。京都の職人とコラボした「はろうきてぃ工房」(左京区)の「着物を着たキティのぬいぐるみ(2万1,600円~4万3,200円)を数量限定で販売。ハローキティがあしらわれた和風柄バッグ、南部鉄器や有田焼、九谷焼などの伝統工芸とのコラボ商品を展開する。中国からの旅行客に好評の爪切りなども展開。2階には専用カウンターを設け、海外観光客の消費税免税手続きに対応する。
「京都でも有数の立地に出店することができた。国内外の幅広い方に利用してもらえると期待している。21時まで営業しているので、仕事や学校の帰りに立ち寄っていただいていただければ」と同社広報担当の東松一男さんは呼び掛ける。
オープン記念として同店限定のトートバッグ(2,700円)やランチトートバッグ(1,944円)、iphone6ケース(1,944円)クリアファイル(216円)などの商品を展開する。売り切れ次第終了。7月11日は、浴衣を着たハローキティが登場するほか、1,260円以上の商品を購入した人や来店者にノベルティを用意する。
営業時間は11時~21時。