京都水族館(京都市下京区)で3月23日、プロジェクションマッピングの新プログラムが始まった。
昨年11月から大水槽や京の川ゾーン、クラゲ水槽などで3Dプロジェクションマッピングを展開している同館。好評で上映期間を延長していた。今回は、これまでの3つに加え、ペンギンゾーンでの投影プログラムを追加した。壁面や岩場に夜空やオーロラが広がる氷の世界や、京都の街の風景を投影する。ペンギンの好奇心や警戒心を引き出すことができるといい、光を追いかけたりするペンギンの姿が見られた。
大水槽では、投影部分を壁や床に拡大。原寸大の「リュウグウノツカイ」が泳ぐ様子や、イワシの群れのダイナミックな動きを再現する。床に波打ち際の様子を投影し、ウミガメの赤ちゃんが海に向かう様子が映し出されると、捕まえようとはしゃぐ子どもたちでにぎわいを見せていた。
「京の川ゾーン」やクラゲ水槽でも満開の桜など春らしいシーンが追加された。「京の里山ゾーン」では、里山の生き物のシルエットが現れるライトアップ企画「見つけよう!里山のいきものたち」も開始された。
営業時間は10時~20時(最終入館は1時間前)。ペンギンゾーンの投影は18時~。チケットは、大人=2,050円、大学・高校生=1,550円、中・小学生=1,000円ほか。ペンギンと京の里山は4月30日まで。