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三条河原町の「バルアネックス」に11月20日、デンマーク発の雑貨店「フライングタイガーコペンハーゲン京都河原町ストア」(京都市中京区河原町通三条下る大黒町、TEL 075-223-2275)と、日本初となるゲームカフェ「スピルバー」(TEL 075-223-2276)がオープンする。
日本の路面店としては4店舗目となる「フライングタイガー」は、2フロア計116坪の店内に、デンマーク人デザイナーが手掛ける商品約2500点を展開。テキスタイル、文具、キッチン・バス用品や、アクセサリーなどをテーマごとに陳列する。店内は一方通行で、最後に精算する「ワンウェイショッピング」を採用。「レジで『やっぱりこれは買いません』で問題ないので、気になったら気軽にカゴに入れていただければ」と店長の上村隆之さん。毎月最終金曜の『フライングタイガーフライデー』は商品の入れ替え日。入れ替えのスパンが短いので、売り切れには注意が必要だという。
日本初となる「スピルバー」では、約44坪の店内に、ボードゲームに卓球台やテーブルサッカーなどを用意。エスプレッソ(300円)やビール「タイガー」(500円)などのドリンクを飲みながらテーブルゲームが楽しめる。コーヒーには「サーカスコーヒー」(京都市北区)の自家焙煎(ばいせん)の豆を使用。デンマークソーセージをスープで煮込み、「イエローソース」にケチャップを添え、フライドオニオンをトッピングしたフライングタイガードッグ(500円)も用意。同メニューは、須磨のホットドッグショップ「コペンハーゲン」に監修を受けたもの。19日に行われた内覧会では、そろいのTシャツを着たスタッフが、注文が入るたびにデンマーク語でOKを意味する「ヤー」と陽気に応じていた。
ゼブラ社の創業者、レナート・レイボシツさんは「京都に出店できてとてもうれしい。スピルバーは、友人らと楽しく過ごす、人と人とのつながりを作り出す役割を果たす場」とあいさつ。スピルバーマネジャーは「女性が多いが、幅広い層の方に利用いただきたくて『バー』と名付けた。お客さまとスタッフみんなで作り上げる実験室にしていきたい。今後はライブイベントのほか、ワークショップなども開催できたら」と展望を語った。
営業時間は11時~20時。スピルバーは12時~20時。