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大丸京都店に有馬の足湯が出現-毎日200リットルの温泉水運ぶ

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 大丸京都店(京都市中京区)の東洞院側のエントランスに有馬温泉の湯を使った足湯が出現し、来店者を驚かせている。

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 現在7階で開催中の神戸を中心とした兵庫県の商品を特集した「神戸セレクション」に合わせて設置された。有馬は京阪神で定番の温泉として親しまれていたが、近年はそもそも旅行客が減少傾向にあることなどから戦略を変更。片泊まりの客に向けたプランの提案や海外向けの予約サービスを行うなど、新たな客層へのPRも進めており、足湯の取り組みもその一つだという。

 足湯に使うのは、毎日新しい温泉水200リットル。有馬の湯は成分が多いことで知られるが、特に塩分と鉄分が豊富で、鉄が空気と触れて赤く見えるのも特徴。「買い物で歩き回ったという方などにも『疲れが取れて良かった』と好評」と有馬温泉青年部の増田陽平さん。「今後も首都圏や東海に向けた活動をしていきたい」とも。

 「神戸セレクション」は公募で選ばれた69の事業者が商品を展開。京都の「丹波ワイン」とパティシエのコラボで作ったケーキなどの限定商品のほか、「神戸食堂はぁとす」の神戸牛を使ったハンバーグなどのイートインコーナーや、一本の糸から作られたニットブーツなどが注目が集めていた。

 神戸市産業振興財団の販路開拓支援部の三好栄三さんは「思った以上に幅広い年齢層の方に来ていただきうれしい。ぜひ神戸にも遊びに来てもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~20時(足湯は10時~16時)。10月31日まで。(足湯は30日まで。雨天中止)

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