学生による政策立案コンテスト-テーマは「関西から考える政策」

学生主催の政策立案コンテストが同志社大学で行われる(写真=昨年の模様)

学生主催の政策立案コンテストが同志社大学で行われる(写真=昨年の模様)

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 同志社大学新町キャンパス(京都市上京区新町今出川上ル)で7月8日、「第2回政策立案コンテストANDAS」が開催される。主催は、同志社大学の学生で構成する「政策立案コンテストANDAS(アンダス)実行委員会」(京都市上京区)。

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 同コンテストは学生による問題解決のアプローチを図るもので、公共政策・国際政策など幅広い範囲から分野を選び、問題点を見つけ解決する政策を立案、発表する。昨年は「社会と如何に関わるか」をテーマに6組の学生団体が文化・経済・農業など様々な政策案を発表、ゲストスピーカーに前原誠司議員を迎え、講演も行われた。最優秀賞には京都に来る外国人観光客を学生がガイドするという政策を発表したチーム「SMSP(エスエムエスピー)」が選ばれ、京都府と共同でNPO団体を設立することが決定している。

 同実行委員会は2005年設立。同コンテストを企画運営するほか、ワークショップの開催や政策に関わるイベントにも参加。今年の春に京田辺市で開催された「全国大学まちづくり政策フォーラム」に参加し、最優秀賞を獲得した。

 今回のコンテストのテーマは「関西から考える政策」。関西の中から地域を選択し、そこで実施する政策を発表する。当日は13組の応募団体の中から選ばれた6組の学生団体が参加、ゲストスピーカーに文化プロデューサーの二之湯武史さんを招く。最優秀賞には図書カード5万円が贈呈され、実際に行政へ政策案の提出を検討する。

 同委員会関係者は「今後は政策を提案してもらうだけでなく、政策の実現もANDASでサポートしていきたいし、ANDASから希望ある社会の創造を担う人材を輩出もしていきたい。同志社だけでなく関西を活動拠点とし、関西を盛り上げていければ」と話している。

 開催時間は13時~18時。会場は、同志社大学新町キャンパス尋真館Z30教室。入場無料。

政策立案コンテストANDAS

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