「つくるビル」(京都市下京区下京区五条通新町西入西錺屋町)で3月16日、学生による「持ち腐れだと、誰が言った。展」が開催される。主催は「学生ヨル会議」。
「学生ヨル会議」は、ツイッターやフェイスブックからテーマごとに興味関心を持った人たちが夜に寄り集まって話し合う「好きでつながるコミュニティーメ ディア」。1つのテーマ(=チャンネル)ごとにプロデューサーが変わる仕組みで、過去に「本」や「環境」をテーマにしたユーストリームの配信、イベントを 行ってきた。今回は「アートチャンネル」として、13人の「京都の学生作家」を集めた企画展・イベントを行う。
3日間行われる展示は、 つくるビル全体を活用。作品ジャンルにはこだわらず、立体造形やインスタレーション、アニメ、漫画タッチなど、表現方法はさまざま。初日には「爆走兄弟」 によるライブペイントや、山本静香さんによる紙芝居も行う。ユーストリーム配信では、京都市の文化行政担当職員である原智治さんを迎え、アートチャンネル プロデューサーである山田愛さんとのトークセッションも行われる。21時からは立食パーティーも開き、実際に制作した作家と話をすることもできる。
「表現者同士やその他の人とのコミュニティーを作りたいという思いから企画を始めた」と山田愛さん。「商品企画をしていた時に感じたことは、芸術家や表現 者の力を必要としている人は多くいること。作り手とそうでない人が出会い、新たなものを生み出すためにどうすればいいのか、また芸術としても存在を失わないためにどうすればいいのか、イベント当日のトークでは、これらについて話をしたい」と話す。
開催時間は12時~18時(初日のみ23時まで)。入場無料(初日の立食パーティーのみ1,500円の会費が必要)。今月19日まで。申し込みはウェブサイト「ATND」で受け付ける。