京都水族館にタコの赤ちゃん誕生-体長2ミリでも腕は8本

京都水族館のオスのタコと赤ちゃん。白く見えるのは古くなってはがれた吸盤の皮
(撮影:重光あさみ)

京都水族館のオスのタコと赤ちゃん。白く見えるのは古くなってはがれた吸盤の皮 (撮影:重光あさみ)

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町)で現在、生まれたばかりのマダコの赤ちゃんを見ることができる。

タコの赤ちゃん(画像提供=京都水族館)

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 タコの水槽には食用として宮津で水揚げされたオス2匹とメス1匹を飼育しており、赤ちゃんは16日の朝に姿が確認された。タコは岩の裏などに一度に10万個もの卵を産み、ふ化するまでメスのタコがそばを離れずに守り続ける。同館で産卵したタコも、時折腕を外に出すほかは、卵があるたこつぼから全く出てこない。そのため卵の様子は見られない。母タコは、20日程度のふ化を見届けたころに死んでしまうという。

 赤ちゃんの生まれた時のサイズは約1.5ミリ。体は透明で目も見え、光に向かって小刻みに動いているのがわかる。腕は8本あるが、吸盤は4つ程度しかなく、成長するに従って増えるという。20日には、一部の個体は2ミリほどの大きさで、赤色の個体も見られた。赤ちゃんを3つの水槽に分け、18度、20度、24度の3パターンの水温で、生育に適した温度を調べている。飼育担当者によると、アルテミアという動物性プランクトンと、エビをミンチ状にしたエサを与えたところ、後者の方がよく食べたという。

 現在、小さい水槽で赤ちゃんのみの展示も行っている。「こんなに小さくてかわいいのがあんな姿になるとは」「ちっちゃいけど目があるね」などと口にしながら来館者も興味深げに見入っている。

 「赤ちゃんを人工的に育てるのは難しいと言われているが、うまく育ってもらいたい。ぜひかわいらしい動きをする姿をたくさんの方に見ていただけたら」と同館広報担当の奥村亜紀さん。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=2,000円、高校生=1,500円、小中学生=1,000円ほか。

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