三条釜座の染色の呉服店だった京町家を改装した「釜座comichi」(京都市中京区三条通新町西入ル釜座町)で11月4日、近隣の店が中心となって取り組む「釜座マルシェ」が開催される。
今回が初開催となる同イベント。今年7月にオープンしたかりんとう専門店「あめんぼ堂」(中京区)が手掛ける「あめんぼcafe」と、隣接するフレンチレストラン「VAPEURS(ヴァプール)」を会場に10店が出店。主催するあめんぼcafeの藤野奈央さんは「烏丸西エリアは烏丸東側のビジネス街と三条会商店街に挟まれてまだ知られていないエリア。周辺の店が、つながりをもってその魅力を発信できるイベントを作ろうと企画した」と経緯を話す。
当日は、カフェやレストランなどがマルシェ用に用意する総菜やワインに加え、「lleno」の「美しいノート」、「唐草屋」の風呂敷も出品。あめんぼcafeでは「かりんとう詰め放題」、ゴマ専門店の「ふかほり」ではゴマの実演販売、福知山市の「みわダッシュ村」は新米の量り売りなどの企画を用意する。
「オープンしたばかりの店ということもあり、連携の難しさもあるが、店舗の方とこのエリアを元気にしたいという思いが一致した。通勤などで前を通る方や近くに住む方に『こんな店があったのか』と知ってもらえたら。毎月開催していくので、出店数も増やしエリアの活性化につなげたい」と意気込みを見せる。
開催時間は10時~15時。毎月第1日曜に開催する。