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烏丸通沿いの商業施設「新風館」の窓にアート-謎の数字の正体明らかに

数字の書かれたディスプレー

数字の書かれたディスプレー

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 烏丸通り沿いの商業施設「新風館」(京都市中京区烏丸姉小路下ル)で5月11日、「ウインドー・ジャック・プロジェクト」が始まった。

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 企画は9月に東山区内にオープンするギャラリー「KUNST ARZT(クンスト・アルツト)」初のプロジェクト。同ギャラリー代表の美術家、岡本光博さんが同館と掛け合い実現した。

 同館2階、南側のウインドーには、小井望未さんの「バラ色のめがね」を展示。小井さんのブランド「KOI」は、60~70年代の商品を模した柄のシャツや、トレーナーを再構成したワンピースなどを展開する。こうしたアイテムのほかに、漫画の吹き出しのようなクッション、懐かしいおもちゃや漫画などもディスプレーして、「レトロでポップな仕上がり」を目指した。隣の窓には、3メートル以上の牛革と、金糸やビーズを使う天牛美矢子さんの作品「北極星/Wanderlust」も展示する。

 烏丸通に面したエントランスの2階の窓には寺岡海さんの作品「measure」を展開。白い壁に引かれた直線とその長さを表示する。「物の大きさを測る時には目的がある。逆に、測ることを目的とすることで、何もない空間から作り出す世界を作品にしようと考えた」と寺岡さん。展示場所で作品が制作されるため、ディスプレーの変化を見ることができる。 「烏丸通りを通る人がふと見上げた時に、『あれは何の数字だろう?』と感じてもらえたら」とも。

 同館の営業時間内は見ることができる。6月10日まで。

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