「京朝スタイル」が9月1日から始まる。
環境省の試算によると、今より1時間早く就寝し電気の使用時間を1時間短くすると年間約165キログラムの二酸化炭素(CO2)を減らすことができるというデータがある。そこに着目した同室が9月を「朝スタイル月間」と定め、民間企業のノウハウを生かしながらさまざまなイベントなどを展開する。「京朝スタイル」はその一環。同市はこの取り組みを通じて朝型の生活を推奨していきたい考えだ。
主な取り組みは、通勤や通学前に参加できる「朝講座」。京都各地の店舗などが朝限定のサービスを提供したり、ビジネス交流会やハイキングなどの参加者を募ったりする。
企画運営を行うリーフ・パブリケーションズ(京都市中京区烏丸通三条上ル)の堀川さんは「朝すっきり起きるためには夜にぐっすり眠ることが大事。そのための講座『朝快眠部』は特におすすめ」と話す。同講座はIWATAショールーム(柳馬場通御池下ル)で講師が枕の選び方や寝姿勢についてのレクチャーを行う。また、同サイトでは朝講座に参加して体験レポートを作成する特派員「朝スタイル特派員」を募集している。体験レポートは同サイト内のブログで更新される予定。