鴨川河川敷で8月21日、鴨川の清掃活動と映画の上映をする「カモシネマ」が行われる。
同イベントの主催は立命館大学広告研究会。今年で6回目のイベントということもあり「認知されてきたようだ」と同研究会代表の林美穂さん。今年からツイッターでの広報活動も取り入れた。「近くの飲食店からフォローがあったりして、情報の広がりが見えて面白い」とも。昨年12月から京都市から土地使用許可を得るために機材や映画の選定を進めてきた。当日は機材の設営も行う。
今年上映するのは「色即ぜねれいしょん。」。「京都ロケのシーンも多く、野外でも飽きずに見てもらえるのでは」と林さん。大阪出身の林さんは「市街地に流れる川なのにきれいだと思う」と鴨川の印象を語る。「季節ごとに風景が変化するのもいいところ。特に春の桜は最高」と話すのは副幹事長の細川雄亮さん。広報を担当する滝山郁子さんは鴨川が「自然と人が集う場所になっている」ととらえる。
イベント開催には、地域の市民から成るグループ「鴨川を美しくする会」の協力を得ている。同研究会は3か月に1度ほど「クリーンハイク」と名付け、合同で清掃活動を行っている。当日も、上映前に鴨川のゴミを拾う予定。
「鴨川の良さを発見・再確認してもらえるようなイベントにしたい」と意気込みを語る林さん。今年は過去最高の500人の集客を目指す。
開場は18時30分~。