二条城のデジタルアートは、今月6日から始まった「京の七夕」の協賛イベント。二条城の二の丸御殿の外壁や松の木には複数のプロジェクターで投影されるD-K(デジタル掛け軸)が出現。100万枚ものデジタル映像をランダムに組み合わせてできる模様や鮮やかな色がゆっくりと変化していく様子を、集まった観光客らがカメラに収めたり、建物のそばで自分もスクリーンになったりしながら普段とは異なる様子の世界遺産を楽しんだ。
「京の七夕」では「京の七夕絵はがき短冊」に願いを書いたものを募集しているほか、堀川会場ではLEDを使ったライトアップで天の川を表現。ほかに地元連動事業として京友禅工房の見学ツアーも行われた。8日は開催後始めての日曜日ということもあり、大勢の浴衣姿のカップルや親子連れがライトアップされた川沿いを歩き、写真を撮る姿が見られた。
デジタル掛け軸は8日で終了。「京の七夕」は15日まで。