祇園に「オレノパン」3店舗目-オーナー経営レストランとのコラボ商品も

「オレノパン」は7月13日、祇園に3店舗目となる新店をオープンした。

「オレノパン」は7月13日、祇園に3店舗目となる新店をオープンした。

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 一乗寺に本店を置くパン店「ORENO PAN okumura(オレノパンオクムラ)」が7月13日、祇園に3店舗目となる新店(京都市東山区中之町TEL 075-525-3303)をオープンした。

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 店舗面積は約30坪。菓子パンや総菜パンは同店で焼き上げたものを販売する。「祇園という土地柄、老舗店を経営するお客さまやお茶屋さん、年配の利用客も見込んでいる」と同店パン職人の小西俊さん。店内にはいすを置き、オリジナルの野菜ジュースをサービスで提供するなど、利用客にゆっくり買い物を楽しんでもらえるよう配慮する。

 オーナーの奥村直樹さんが経営する京懐石フレンチレストラン「祇園おくむら」「匠 奥村」が近くにあることから、同店では、レストランで提供する材料を使ってパン職人とレストランの料理人が共同で考案するという珍しいメニューもそろえる。

 現在販売中の季節限定サンドイッチ「匠セット」(400円)は、レストランのコース料理で提供する鱧(はも)やハヤシライスを使用。その日の朝に大原で買い付けた新鮮な京野菜を使用したキッシュ(350円)やレストランで提供しているデザートも取り扱うなど、レストランとパン店の融合を図る。「『おくむら』にしかできない商品を提供していきたい」と小西さん。

 「祇園で焼きたてのパンを提供することで、お客さまの要望にもすぐに応えることができる。伝統ある街で、おくむらの味を残していければ」とも。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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