生活雑貨店を展開するイノブン(京都市下京区)は現在、5月9日の「母の日」に向けた商品を販売している。
クリスマスやバレンタインなど季節のイベントに合わせたギフト提案に力を入れている同社。近年は特に「母の日」ギフトの売り上げが堅調だという。「背景には、仕事や家事、育児など多忙な現代女性が、その生活を全面的にバックアップしてくれる母親に日ごろの感謝の気持ちを伝えるきっかけとして『母の日』を積極的に活用する傾向がある」と同社広報担当の井上雄太さん。店によっては1日の売り上げがクリスマスシーズンを超えることもあり、「トータルでも昨年に引き続きバレンタインを抜く売り上げと予想している」とも。
取扱商品は、同社オリジナルのかごバッグ(1,900円~)、水をはじくコーティング加工を施した「クーポール トートバッグ」(9,765円)、UVストール(1,575円~)など。
例年、2,000円~3,000円と3,000円~5,000円の2つの価格帯の商品がよく売れるという。昨年、四条本店(下京区四条通河原町西入ル)や北山店(左京区下鴨南芝町)などの実店舗では「夏に向けて重宝しそうなUV対策のストールや日傘、帽子が人気だった」(井上さん)という。「今年に入ってトレンドの『花柄』のアイテムが注目を集めている」とも。
ネットショップでは、カーネーションをメーンにアレンジされたクマをモチーフにした生花ブーケ「ハナクマアレンジ」(3,885円)も販売している。
営業時間は四条本店、北山店ともに11時~21時。