
和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、昭和30年(1955年)の発売から今年で70周年を迎えた京都本店限定の銘菓「観世井(かんぜい)」を、来る10月10日の創業記念日企画といたしまして“紅白”になぞらえた特別な風味で誂え、2025年9月30日(火)より公式オンラインショップにて期間限定販売いたします。また、2025年10月10日(金)より、京都の本店店頭でも数量限定にて発売いたします(完売次第終了)。
https://shop.tsuruyayoshinobu.jp/collections/kouhaku_kanzei
※「紅白観世井」商品の購入ページへリンクいたします。
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/shop/head
※公式サイトの店舗情報ページへリンクいたします。

誕生から70年 銘菓「観世井」
「観世井(かんぜい)」は
昭和30年(1955年)の発売から70年にわたり、
鶴屋吉信本店限定にてお取扱いして参りました銘菓でございます。
吟味した粒選りの小豆を職人の手で丹念に「小倉あん」に炊き上げ、ひとつひとつを型で抜き、「観世水」の形をつけて整えます。表面に軽く焼き目をつけ、
ほんのり香ばしく、中は柔らかな半生菓子に仕立てました。
和菓子の美味の源泉とも言える「あん」の美味しさを、心ゆくまで味わえる逸品でございます。
■「観世井戸」の伝説
鶴屋吉信本店のほど近く、能楽ゆかりの史跡「観世稲荷神社」の中に、「観世井(かんぜい)」という井戸があります。昔々、この井戸に天から龍が舞い降りて以来、井戸の水は常に揺れ動いて波紋を描くようになり、そこから
日本古来の「観世水」の文様も生まれたのだとか。
「観世井」、そして弊店代表銘菓の「京観世」はその伝説にちなみ名付けられました。
流れる水は清らかで変化に富み、永遠に続くことを表すといいます。

職人の手でひとつひとつ形をつくり焼き上げます
■「観世井」製造風景

小倉あんを真鍮の型で型抜きします

ひとつずつ手作業で観世水の模様をつけていきます

表面を軽く焼きあげていきます

こんがりと焼き目をつけ、食感と風味が深まります

おめでたい“紅白”になぞらえた特別誂え
■本店限定の味わい。オンラインショップお取り寄せも実施
このたび、
鶴屋吉信(1803年創業)10月10日の創業記念日企画といたしまして、この「観世井」をおめでたい“紅白”になぞらえた特別な風味で謹製いたしました。
今までは本店店頭のみ(一部店舗でのお取り寄せ含む)でしかお求めいただけなかった本商品を、今回の特別版では
公式オンラインショップにて受注販売をいたします。遠方のお客様もぜひこの機会に、本店に伝わる風味をご賞味いただけますと幸いです。
■おめでたい“紅白”になぞらえて、希少な素材を用いた風味
●観世井「紅(小倉あん)」:通常の「観世井」と同じ
北海道十勝産小豆製のこしあん生地に、
丹波大納言小豆を散らしました。を使用した風味豊かな味わいです。職人の世界では「あん炊き十年」と言われるほど、和菓子の美味しさの基本である「あん」をしっかりと味わっていただけます。
●観世井「白(白あん)」:この特別版のためにお作りした新しい風味。「手亡豆」を主に用いて炊き上げた白あん生地に、希少な
「備中白小豆」を散らして仕上げたあっさりと優しい風味。この記念企画以外では通常お取り扱いのない、特別な「白い観世井」です。

観世井「紅(小倉あん)」

観世井「白(白あん)」
■「観世井戸」の伝説にちなみ、井戸をかたどった特別な木箱入りも。

18個入(木箱入)

10個入

5個入(店頭販売のみ)
その意匠と名前の由来となった
「観世井戸」にちなんで、杉板を井戸の形に組み上げた風格ある木箱入(18枚入)は贈り物にもおすすめ。10枚入・5枚入は木箱を模したスチロールのケース入りで、ちょっとしたお手土産や本店ご来店記念にもご利用いただきやすい一品です。
(5個入は本店店頭のみでのお取り扱いです)
●商品名:「紅白 観世井(こうはく かんぜい)」
●WEBご予約期間:2025年9月30日(火)~10月6日(月)12:00頃まで
●WEBお届け期間:2025年10月12日(日)、13日(月祝)2日間限定
●本店 店頭発売日:2025年10月10日(金)~ 完売次第終了
●取扱店舗:鶴屋吉信本店・公式オンラインショップ
※他の直営店・百貨店などではお取り扱い・お取り寄せともに不可
●価格:5枚入(紅3:白2) 1,080円 / 10枚入(紅白:各5) 2,160円 / 18枚入(紅白:各9 木箱入り) 4,320円(すべて税込)
※オンラインショップでは10枚入・18枚入の2種のみお取り扱い
●お日保ち:10月16日(木)まで
●特定原材料等28品目:なし

「紡ぎ詩」通常版イメージ
今年、発売から40周年を迎えるのが焼菓子
「紡ぎ詩(つむぎうた)」。鶴屋吉信が本店をかまえる京都・西陣に伝わる伝統工芸品「西陣織」にちなみ、絹糸をうみだす「まゆ」の形になぞらえた一口サイズの香ばしいおまんじゅうです。
10月下旬、
創業記念日企画の第2弾として、こちらの「紡ぎ詩」を
特別誂えのお箱にお詰め合わせし、京都の伝統文化の魅力を伝える限定商品を発売予定です。
詳細は追って公式ホームページ、ニュースリリース等でお知らせいたしますのでぜひご注目くださいませ。

株式会社 鶴屋吉信
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司です。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。
■会社概要
社 名:株式会社鶴屋吉信
代表者:代表取締役社長 稲田慎一郎
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
創 業:享和3年(1803年)
公式サイト:
https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
公式Xアカウント:
https://twitter.com/tsuruya1803
公式Instagramアカウント:
https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi/