京都市で再生可能エネルギーを主体とした電力販売(小売電気事業者登録番号:A0582)を行うTERA Energy株式会社 (本社:京都市右京区西京極堤外町18-124 / 代表取締役:竹本 了悟 / 以下:同社)が協賛し、2025年9月26日(金)に大阪・関西万博で実施する「万博寺」のプレイベントとして、前日9月25日(木)にルクア大阪で「プレ万博寺」を開催します。「万博寺」とは、大阪・関西万博に250名以上の僧侶が集まり、伝統的な雅楽演奏や漫才説法、生前葬セレモニー等のコンテンツを展開する、1日限定のイベントです。僧侶たちが各分野で模索してきた「現代の人々に仏教を届けるための新しい伝道の形」を表現する他、宗派ごとの作法を説明する場を設けるなど本格的なプログラムを通じて、多様な日本仏教の「今」の姿を世界に発信します。プレ万博寺には50名程度の僧侶が集まり、「新しい伝道の形」の表現を通して、万博寺の世界観を事前に体感していただけます。
過去にルクア大阪 EXPO酒場で開催されたイベント「夜のパビリオン」の様子
◆開催の背景
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。その公式キャラクター「ミャクミャク」は、私たち人間が受け継いできたDNAや技術、歴史や文化を未来へとつなぐ存在として表現されています。この世界観に呼応し、万博寺では「生死脈々(しょうじみゃくみゃく)」というキャッチコピーを掲げています。「生死脈々」とは、生と死が脈々とつながり、絶え間なく受け継がれていくことです。
仏教では、いのちを「生と死の循環」と捉え、生と表裏一体で「死をどう受け止めるか」という問いを重視しています。万博寺では、仏教の普遍的な視点から「いのちは終わる存在だからこそ、今が尊い」というメッセージを世界へと発信します。
プレ万博の開催場所であるルクア大阪の「EXPO酒場 キタ本店」は、大阪・関西万博期間中限定でオープンしている万博や未来について語り合うための場所です。これまでにも、万博関係者と一般人が分け隔てなく意見を交わす交流の場として、多様なプロジェクトが生み出されてきました。EXPO酒場 キタ本店でプレ万博寺を開催することで、仏教とは接点の少ない方にも万博寺のメッセージを体感していただき、「生と死の循環」に考えをめぐらせるきっかけとなることを目指します。
◆概要・プログラム
・イベント名:プレ万博寺
・日時:2025年9月25日(木)18:00~21:00
・会場:ルクア大阪 B2F アトリウム側エスカレーター吹き抜け EXPO酒場 キタ本店
(大阪市北区梅田3-1-3)
・プログラム(予定):18:00 オープニング
18:30 雅楽演奏
19:00 マジック説法
19:30 テック正信偈
20:00 お坊さんバンドライブ
20:30 テクノ法要
21:00 エンディング
ステージの合間には僧侶によるDJパフォーマンスを実施いたします。
※プレ万博寺のコンテンツは21時で終了します。
21時以降も、23時までEXPO酒場は通常通りオー プンしています。
◆「万博寺」発案者の思い
霍野廣由(つるの こうゆう)
浄土真宗本願寺派・覚円寺/副住職、TERA Energy株式会社/取締役
「万博に僧侶が集い、日本仏教を世界へ届ける」
一見奇抜に見えるこの試みも、実は歴史の中で繰り返されてきた歩みの延長です。1873年のウィーン万博では仏像や寺院模型が並び、1893年のシカゴ万博では平等院鳳凰堂を模した日本館が建ちました。
同年の「万国宗教会議」には世界41宗教・約210名が集い、日本からは宗派を超えた4名の僧侶が、仲間や在野の支援者と資金を募り、個人として海を渡りました。まるで現代のクラウドファンディングのように協力者の想いを背負い、英語で仏教を語り、異なる宗教と出会い、互いの価値を確かめ合ったのです。時に圧倒され、時に確信を深めながら、彼らは「今の人々にどう届けるか」を模索し続けました。
今回の「万博寺」も、その延長線上にある挑戦です。この挑戦が実を結んだなら、2030年にサウジアラビアで開かれる万博でも、時代を担う若手僧侶たちが想いを受け継ぎ、再び「サウジアラビア万博寺」を建立してほしい。大阪から世界へ、そして未来へ、先人たちの想いをつなげる「万博寺」の空気を、ルクア大阪で少しでも感じていただけたら、そして実際に大阪・関西万博の万博寺にも足を運んでいただけたら嬉しいです。
万博寺は現在、クラウドファンディングを実施中です。企画背景の詳細については、ぜひこちらのページをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/expo2025-banpakuji/preview?preview_token=4b3fd9b04dc9e85c3d1870c6d26087ef31fb02e4
◆TERA Energy株式会社について
僧侶たちが起業したTERA Energy株式会社は、再生可能エネルギーの供給を通じて「温かなつながりをつむぐ」ことを企業理念としています。今回の「万博寺」を契機に、宗派を超えた僧侶たちのネットワークと共に「生と死を見つめ直す場」を広げ、来場者が互いに対話し、命の尊さを考えるきっかけとなるような活動を模索していきます。同社はこれからも、エネルギー事業にとどまらず、人と人を結ぶ新しい取り組みを継続してまいります。
◆会社情報
会 社 名:TERA Energy株式会社
所 在 地:京都市右京区西京極堤外町18-124
代 表 者:竹本 了悟
代 表 番 号:075-874-4851
F A X :075-874-4852
設 立 :2018年6月11日
U R L : https://tera-energy.com/
事 業 内 容:再生可能エネルギーを主体とした電力販売(小売電気事業者登録番号:A0582)、ソーシャルグッドな活動の支援
<以下、参考資料>
◆9/26 大阪・関西万博での「万博寺」のプログラム
・イベント名:万博寺
・日時:2025年9月26日(金)11:00~19:30
・会場:大阪・関西万博 会場内「ポップアップステージ東内」
・アクセス:東ゲート付近の大屋根リングの先。(アメリカ館やフランス館近辺)
・プログラム(予定):
体験(予定):
◆「万博寺」に参加する僧侶紹介