「甦る!!令和の比叡山お化け屋敷」に並ぶ来場者(京都市下京区・大丸京都店)
京都市下京区の大丸京都店で開催中の「甦(よみがえ)る!!令和の比叡山お化け屋敷」(京都新聞主催)の来場者数が14日、1万人を突破しました。7月27日の開幕以来、家族連れやカップルらが詰めかけ、26年ぶりに復活した名物イベントを楽しんでいます。会期は8月31日まで。午前中と午後5時以降は比較的混雑が少ないため、ゆっくり楽しみたい方はその時間帯の来場がおすすめです。
比叡山お化け屋敷は、かつて京都市左京区の比叡山頂遊園で毎年夏に開催されていましたが、1999年に惜しまれつつ終了しました。その後、当時を知る関係者らの手によって復活の準備が進められ、今回は会場を大丸京都店に移して開催しています。
これまでの集計によると、来場者は親子連れやグループ、デート中のカップルが多く、中には祖父母とお孫さんの組み合わせも見られます。会場前の大きな看板で記念撮影する姿も多く、にぎわいを見せています。京都市内からの来場者が中心ですが、海外の訪日客も全体の4%超を占めています。
会場内は薄暗く、墓地や屋敷を模した通路が設けられ、本物さながらのお化けが突如現れるなど、かつてと同じような仕掛けが随所に再現されています。来場者からは「思ったより怖かった」「懐かしい雰囲気で楽しかった」といった声が寄せられています。
開催中の「甦る!!令和の比叡山お化け屋敷」会場(京都市下京区・大丸京都店)
開催中の「甦る!!令和の比叡山お化け屋敷」会場(京都市下京区・大丸京都店)