プレスリリース

ジェトロ、京都府、京都市、KRPが「HVC KYOTO」にて 内閣府「第7回 日本オープンイノベーション大賞」経済産業大臣賞を受賞

リリース発行企業:京都リサーチパーク株式会社

情報提供:


2月5日、内閣府内で行われた授賞式にて(写真左から)京都市仲筋氏、京都府堀氏、京都リサーチパーク長田氏、永井氏、経済産業省菊川氏、ジェトロ村上氏


日本貿易振興機構(以下、ジェトロ:京都貿易情報センター所長 村上義)、京都府(知事 西脇隆俊)、京都市(市長 松井孝治)、京都リサーチパーク株式会社(以下、KRP:代表取締役社長 門脇あつ子)が、主催する「HVC KYOTO」(以下、HVC)が内閣府主催の第7回日本オープンイノベーション大賞において、100件を超える応募の中から「経済産業大臣賞」を受賞しました。今年で10年目を迎えるHVCは、ヘルスケア領域の国境を越えたビジネス展開を支援するイノベーション・エコシステムの形成に貢献を続けています。

■受賞のポイント
国際的なプラットフォームを形成し、ヘルスケア領域でのスタートアップ支援を実施。資金調達・マッチング数等の実績が豊富である点や、国際的な連携体制が評価でき、オープンイノベーションのプラットフォームの観点でのロールモデルになり得ると評価。

■取り組み内容
HVC KYOTO(Healthcare Venture Conference KYOTO)は、ヘルスケア領域における革新的な技術を持つ国内外のスタートアップと、オープンイノベーションに積極的な国内外の事業会社や、ベンチャーキャピタル・インキュベーター等からなるHVCパートナーが集まるイノベーションプラットフォームです。HVCでは、採択されたプレシードを含むシードからアーリー期を中心としたスタートアップに、パートナーとの連携や成長に資する接点機会を提供しており、Demo Dayでは、日本最大級のヘルスケア領域に特化した英語によるスタートアップのビジネスピッチ、およびスタートアップと事業提携先や共同研究先、出資先を探索するパートナーとのマッチングを実施しています。







            
■受賞者コメント
ジェトロ 村上 義(京都貿易情報センター所長)
2016年の第1回開催よりHVC主催者の一人として当イベントに関与させて頂いていることを誇りに思います。世界から注目を集めるHVCを通じて1社でも多くのスタートアップ企業の海外展開支援及び京都の発展に貢献できるよう尽力致します。

京都府 澤田 美香(商工労働観光部 経済交流課長)
この度の受賞は、京都府のオープンイノベーション推進の成果を示すものであり、大変光栄に思います。地域の発展と共に、持続可能な未来を目指し、今後もオール京都体制で、京都が世界に伍するスタートアップエコシステムの拠点となるよう邁進して参ります。

京都市 仲筋 裕則(産業観光局 産業イノベーション推進室長)
これまでHVCKYOTOに関わってきた皆様の熱意や努力、そしてオープンイノベーションの可能性が高く評価され、このような栄誉ある賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。今後もHVCKYOTOに関わる皆さまと連携し、京都から世界にインパクトを与えるヘルスケアスタートアップが創出されるよう、引き続き尽力してまいります。

京都リサーチパーク株式会社 永井 隆行(執行役員 イノベーションデザイン部長)
10年目を迎える節目の年に、このような栄誉ある賞を受賞できたことを大変嬉しく思います。この受賞は、過去から関わってくださったすべての方々と共に成し得たものだと感じています。今後も新たな展開を含め、さらなる発展を目指して邁進してまいります。

■今後の展望・スケジュール
HVCはこれまで9年間で174件(創業前の案件含、2024年度含)を採択。採択後資金調達額は累積758億円(2025年1月時点・公開情報・国内企業限り)を超え、 採択後のJ-startup認定は9件に達し、海外拠点開設・大型事業提携・AMED事業採択等、顕著な成果を上げています。今年10年目を迎え、新たなプログラムも企画しており、イノベーション創出のプラットフォームとしての一層の強化を図ってまいります。HVC 2025のスタートアップ・研究者のエントリーは2月中旬以降開始予定です。国内外の事業会社との事業提携や共同研究、資金調達をお考えのスタートアップや、研究成果を実用化したい起業志向の高い研究者のご応募をお待ちしています。

■日本オープンイノベーション大賞とは:


イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげることが大きな課題となっています。そのための方法として、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新しい取組を推進するオープンイノベーションが注目されています。こうした状況を踏まえ、オープンイノベーションをさらに推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を「日本オープンイノベーション大賞」として表彰するもので、オープンイノベーションの取組で、模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のあるものについて、担当分野ごとの大臣賞、長官賞、経済団体、学術団体の会長賞等の表彰をするとともに、各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表彰。



URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/openinnovation/prize/index.html

■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて510組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~Paving for New Tomorrow~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。

  • はてなブックマークに追加

烏丸経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース