エッセイストの葉石かおりさんのエッセー「おひとりさまの京都」が10月26日、ブックマン社より発売された。
京都と東京を往復する生活を送る葉石さんが、実際に足を運んで取材した「住んでしまっては見えない、ただの旅行者でも見えない、とっておきの京都」の店全70店を紹介している。
企画を持ち込んだ葉石さんに、「既存のガイドブックにはない、ストーリ仕立ての読ませる京都本を作ろう」とブックマン社編集長の声掛けがあり同書出版が決まった。
「京都本と呼ばれるガイド本はたくさん出ているが、なるべく既存のガイド本には掲載されていない店を、自分で撮影した写真とともに客目線で紹介している。読者からも『大人が読めるガイド本は少ないので新鮮』などとコメントをもらい、励みになっている」と葉石さん。
「掲載されている店は、財布にも優しくコストパフォーマンスの高いところで間髪入れずに通える点がポイント。続けて3度ほど通えば常連になり、京都に止まり木ができる」とも。
価格は1,680円。書店やインターネットで販売している。