京都・東山の五条坂で8月7日~10日、陶器を扱う露店が並ぶ「陶器まつり」が開催された。
会場となった五条通り(川端通りから東大路通りまで)は約400店舗の露店でにぎわった。雨天の影響もあり例年より若干少ない来場となったが、思い思いに茶碗や皿などの陶器を熱心に見て回る姿は例年と変わらない。
9日には若宮八幡宮(東山区五条橋東)で「陶婚式」も行われた。主催する五条坂陶器祭運営協議会の谷口哲也さんは「陶器業界では結婚20周年目が『陶婚式』と呼ばれているので陶器まつりと合わせて行うようになった」と話す。対象となった夫婦11組が参加し、結婚20周年を祝った。
参加した東山区在住の船越さん夫婦は「子どもに勧められて参加した。陶器まつりの盛り上がりを分けてもらえて良かった」と振り返った。谷口さんは「雨でも多くの人が来てくれるのはありがたい。来年以降は同じ日程で行っている六道珍皇寺の六道まいりともうまく協力していければ」と話した。