京都精華大学(左京区)の学外アートスペース「shin-bi」(京都市下京区烏丸通四条下ル COCON烏丸3階)で8月7日から、「梅田哲也Solo Exibition ●(くろまる)」が開催されている。
同展は、日用品や家電、廃品などを組み合わせて独自の現象や音を生み出す装置を作るサウンドアーティストの梅田哲也さんによる個展。今回の展示では京都精華大学や府内の金属処理場から集めた材料を使った新作のインスタレーションを披露。
梅田さんは振動と自然現象をもとにした空間のインスタレーション、音のパフォーマンスなどを行い、国内のみならず、ヨーロッパやアジア、アメリカにおける企画展やビエンナーレ、音楽フェスティバルなどに幅広く参加している。
同スペースの大泉さんは「光や音、空気、その場の雰囲気を、皆さんのペースで体験していただきたい」と話す。初日に会場に居合わせた梅田さんは、食い入るように展示を見る子どもの姿を見て「子どものように探検するような気持ちで見てもらえれば」と話す。
営業時間は11時~21時。今月31日まで。