京都のB級カクテル「京都赤酒ばくだん」、懐かしの味で話題に

「ばくだん」は京都の下町で長年愛され続けてきたカクテル。

「ばくだん」は京都の下町で長年愛され続けてきたカクテル。

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 オリジナル酒類の卸売り・販売を手掛けるサンムーン(大阪市中央区)が昨年12月から販売しているオリジナルリキュール「ばくだん」が、話題を集めている。

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 「ばくだん」は京都の下町で長年愛され続けてきたカクテル。赤い色が特徴で、ブドウジュースのような甘みが特徴。「子どものころに飲んだ駄菓子屋の粉末ジュースを思い出させるような」(同社)懐かしい味だが、「ばくだん」の名前通り、飲みすぎると「酔いがドカンとくる」という。

 「自分が若いころから親しんでいた『アカ』がなぜ京都市内でしか飲まれていないのか不思議だった」と話す同社ブランドマネジャーの長澤征治さん。「50年前から京都市内だけで飲まれている『アカ』というカクテルをどこでも簡単に作れるようにと企画した」という。

 飲み方は、水割り、ソーダ割り、オンザロック、各ジュース割りなど、さまざまな方法で楽しめる。「懐かしい甘みはスパイスの効いた料理にはぴったりで、老若男女幅広く飲まれている」(同)という。

 「私が20歳のころ、ディスコ『マハラジャ祇園』で黒服をしていた時もVIPルームでお客様にお出ししていたカクテル。テーブル上で、ドンペリ、ヘネシー、ばくだんと変な取り合わせだったが、当時からいろいろな方から愛されていたこの酒を全国に広めていきたい」と長澤さん。

 720ミリリットルで価格は1,930円。蝿庭酒店(東山区)、マルヤマ(右京区)、富屋(中京区)などで販売している。

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