和雑貨「くろちく」、祇園に「和」の複合施設-辻利・茶寮や宿泊施設も

写真=絵師の木村英輝さんによる壁画。1階は「倭美坐」のロゴでもある蝶が描かれた。

写真=絵師の木村英輝さんによる壁画。1階は「倭美坐」のロゴでもある蝶が描かれた。

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 和柄、和雑貨を取り扱う「くろちく」(京都市中京区新町通錦小路上ル)は2月23日、祇園に複合施設「くろちく倭美坐 KYOTO GION KUROCHIKU BLD.」(東山区祇園町北側、TEL 075-541-1196)をグランドオープンした。

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 建物は地上4階・地下1階建て。元は京都クラフトセンターだった建物の内装を改装した。フロア構成は、1階=食品、工芸、美容のカテゴリーで40軒以上のテナント形式のショップが出店、2階=「祇園辻利・茶寮 都路里」、3階・4階=全室スイートルームの宿泊施設「KIZASHI THE SUITE」。地下1階は計画中。1階のフロアのみ昨年12月にプレオープンしていた。

 1階に出店するのは以下の通り。はれま(ちりめん山椒)、カラス堂(カステラ)、村山造酢(食酢)、工芸はなせ(菓子箱)、亀屋良長(和菓子)、豆政(和菓子)、香月案(佃煮)くろちく(和雑貨)、山岡白竹堂(扇子)、片山文三郎商店(アパレル)、百々ん(アパレル)、清水菁花(書)、漆奏(アクセサリー)、風龍窯(京焼)、太田商店(ネクタイ)、加島(清水焼)、加藤萬(和装小物)、光章(手染)、西陣せがわ(西陣織物)、京都西陣iroha(西陣織物)、東洋竹工(竹工芸品)、表現社(和紙工芸)、長谷川松寿堂(和紙工芸)、ぶき工房(京焼)、井助商店(漆器)、山田松香木店(香木)、東洋ケース(オリジナルシール)、金網つじ(金網細工)、phoebus(生花・造花)など。

 1階・3階・4階の壁画は絵師の木村英輝さんが担当した。1階は「倭美坐」のロゴでもある蝶、3階は紅葉と鹿、4階には竹と虎が、それぞれ描かれている。1階・蝶の壁画はエントランスから直線上に天井へ描かれている。同社の植浦基暁さんは「祇園には南座と北座がある中で、倭美座も日本の美を発信していければ」と話す。

 営業時間は10時~19時。

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