佛教大オリジナル純米酒「佛米!夢乃酒!」-学生プロジェクトで完成

写真=プロジェクトメンバーの学生たち-完成お披露目会で

写真=プロジェクトメンバーの学生たち-完成お披露目会で

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 佛教大学(京都市北区)は2月24日、同大学四条センター(下京区四条烏丸)でオリジナル純米酒「佛米(ぶっこめ)!夢乃酒!」の完成お披露目会を開催した。

 酒づくりプロジェクトは、「ものづくりを実感させるキャリア教育を目標とし、地産地消の面でも地域活性化を促す効果を」というコンセプトで2008年度にスタート。同大学が地域連携協定を結ぶ南丹市美山町で作った米を使い、伏見の酒造・招徳酒造とともに日本酒の新銘柄を開発。同年度は31人の学生がプロジェクトメンバーとして登録。美山町での田植えなど実際の農作業には学生自らが参加し、酒造での酒づくり体験も行った。

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 同プロジェクトのコーディネーターの渡邊忠司文学部教授は「当初は不安も多かったが学生の自主的な頑張りで軌道に乗ることができた」と振り返る。学生リーダーの田山允俊さんは当日のプロジェクト報告の場で、「トライ&エラーの繰り返しだった」と振り返り、「ミーティングやコミュニケーションなどプロジェクトの進め方を工夫した。学生らしい勢いのある酒ができた」と田山さん。「日本酒が初めての人でもすっきりとした飲みやすい味」だという。

 同商品のラベルデザインを手がけたプロジェクトメンバーの土山さんは「夢というひと文字は芯の通った感じに仕上げた。酒のラベルをデザインしたいという夢をかなえることができた」と感想を述べた。「ラベルにデザインした光輝く満月は太陽の光があってこそ。この酒もさまざまな人の協力を得たからこそ実現できた」とメンバーの関口さん。製品化された思いについて、「充実感や安堵(あんど)感で涙が出そうなくらい」とも。

 当日は、招徳酒造の木村紫晃社長も出席。「若い人たちは農業や製造の現場からあまりに遠く離れているように感じる。同じ京都の企業として何かできることがあればと思い参画した」と同社長。「自己満足的な商品ではなく、私どもの目から見てもレベルの高い商品ができた。日本酒を身近なものに感じていただければ」と話す。

 価格は1,365円(720ミリリットル)で、1,000本の限定生産。3月4日~9日は、JR京都伊勢丹地下1階の和洋酒売り場で販売活動を行う予定。

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