多文化共生センターきょうと(京都市下京区万寿寺町)は11月9日、岡崎公園(左京区)で「第4回ゆにかる祭」を開催する。
同イベントは、国籍・言語・文化・性などの違いを認め尊重しあう社会を実現するために活動する同団体の事業として企画され、主に関西圏の学生が中心となりイベントの実行委員会を運営している。
言葉や宗教、年齢、性別、価値観などの違いを一緒に楽しむ場として開催される同イベント。今年は、昨年まで過去3回会場となっていた京都大学西部講堂から同公園に場所を移す。
当日は、世界各国の屋台や民芸雑貨など34の多文化マーケットが出店。ダンスや楽器演奏などさまざまなルーツの14団体がステージに出演するほか、ワークショップ、展示会なども行う。同実行委員が企画する「ゆにカフェ」では、自転車発電でフレッシュジュースを作るという。
同実行委員会の鈴木多依子さんは「会場が公園ということもあり、今年はたくさんの子どもたちにも来てもらいたい」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。