京の三条まちづくり協議会(京都市中京区三条通堺町西入ル)は7月12日・13日の2日間、京都文化博物館・別館ホール(中京区三条高倉)で「宵山ミュージアムコンサート~市民でつくる音の玉手箱~」を開催する。
今年で5回目となる同イベントは、祇園祭の先触れとして多くの市民の参加を得て、市民ミュージシャンによる祇園祭コンサートとして親しまれている。
京都市内だけでなく、幅広く活動している音楽チームも多数出演し、祇園祭の宵山を間近に控えた週末に、ジャズやポップスなど多彩なジャンルの音楽イベントが、世代や趣味を超えて開催される。出演者の応募は年々増加し、今年は半年前に募集を締め切った。2日間で大学教授、会社役員、主婦など計16組のさまざまな市民ミュージシャンが演奏を繰り広げる。
同協議会会長は「年々演奏者の腕前も上がり、重要文化財の会場の雰囲気を楽しんでいる。オーディエンスに親しまれ、愛されることで知名度を深め、来年以降も良質の市民バンドの参加を呼びかけたい」と話す。
入場無料。会場にユネスコ募金箱を設置する。