はり絵と座布団コラボ展-老舗座布団「洛中高岡屋」のギャラリーで

はり絵アーティストと座布団のコラボ・エキシビションを「ざ・ふとんギャラリー」で開催

はり絵アーティストと座布団のコラボ・エキシビションを「ざ・ふとんギャラリー」で開催

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 寝具・寝装品の製造卸売業を営む高岡(京都市下京区五条通油小路東入)は4月12日より、同社内の「ざ・ふとんギャラリー」で、はり絵アーティストと座布団のコラボ・エキシビションを開催している。

 同社は、1919年(大正8年)に寝具製造卸売業として創業、「新たなる和~モダン和~」をコンセプトに1998年に洛中高岡屋を立ち上げた。座布団はすべて職人の手作業で仕上げており、イタリアの高級家具メーカー「カッシーナ」とのコラボレーション経験もある。座布団文化を世界に発信しようという思いから昨年7月、「ざ・ふとんギャラリー」を開設。建築家・八木康夫さんの設計による3.5坪の空間で、ディスプレー・ツールと照明を変化させることで何通りも変化するギャラリースペースを設けた。

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 今回のコラボに参加した出井さんは、京都女子大学教授で実在の京都の町家を題材とした「はり絵アーティスト」としても活躍。『京都 わが心の町』の出版の際に挿絵を依頼されたのがきっかけではり絵を始めた。奥行き感や町家の格子など細部を表現するため、1つの作品を完成させるのに約1カ月かかるという。同ギャラリーでは「失われゆく町家を、はり絵で残したい」という思いを込めた作品6点のほか、それらをプリントした布で作られた座布団も展示する。

 初日には、「はり絵で町家をつくる愉しみ」と題してトークライブが行われた。出井さんは作業工程やグラデーションのかけ方などの工夫話を披露。「のれんの文字などは、正確に表現するのではなく、もっともらしく見せるのがポイント」と話していた。

 同社の高岡社長は、「座布団にはいろいろな文化が凝縮されているので、今後も違った形で紹介できれば」と話す。

 開催時間は10時~17時30分。今月21日まで。

洛中高岡屋

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