京町家で楽しむ「源氏物語」の香り-香老舗 松栄堂が展覧会

写真=「源氏かおり抄」シリーズのひとつ、「須磨 かほり貝桶」(36,750円)

写真=「源氏かおり抄」シリーズのひとつ、「須磨 かほり貝桶」(36,750円)

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 香の老舗「松栄堂」(京都市中京区烏丸通二条上ル、TEL 075-212-5590)は3月19日より、京町家「杉本家住宅」(下京区綾小路通新町西入ル矢田町)で「『源氏かおり抄の世界』展~香りで綴る源氏物語~」を開催している。

 「源氏物語」の存在が記録の上で確認されてからちょうど千年を迎える今年、「源氏物語」にちなんだイベントなどが多数展開されるなかで、同社は「香り」という視点から「源氏物語」を見つめ、源氏物語全54帖の情景をさまざまな形で表現したシリーズ商品「源氏かおり抄」の展覧会を開催する。

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 同シリーズは、源氏物語全54帖のひとつひとつの場面をもとに形づくられ、平安時代から伝わる薫物を復元した練香から小さな香り袋に至るまで、物語の情景に合わせてさまざまな香りの形を展開。1990年の第32帖「梅か枝」発売以来毎年数点ずつ商品化し、間もなく54帖が完成するという。

 会場は京都市の有形文化財に指定されている「杉本家住宅」で、「京の暮らしに溶けこんださまざまな香りのシーン」を提案する展示になっており、数ヵ所でお香をたく「香りの演出」も。同社企画広報部担当者は「自然光を取り入れた光と影の中での商品の見え方をじっくりご覧いただきたい」と話す。

 同展では、同シリーズのほかに掛け軸を中心とした松栄堂松寿文庫所蔵品を展示する。また、第32帖「梅か枝」(3,150円)、第12帖「須磨 かほり貝桶」(36,750円)・「花宴 御にほひ箱」(9,240円)など同シリーズの販売も行う。

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月23日まで。

松栄堂

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