京都精華大学(左京区)の学外アートスペース「shin-bi」(下京区烏丸通四条下ルCOCON烏丸3階、TEL 075-352-0844)は4月26日と27日、芥川賞作家で歌手の川上未映子さんを講師に迎え、ワークショップ「ことばの使い方9-小説3話すように書く-」を開催する。
ワークショップは「ことばの使い方」シリーズの9回目。同シリーズではこれまで歌人、文筆家や小説家などを迎え、「言葉について考えること」をコンセプトに開催している。
同シリーズは女性を中心に、小説やエッセーを書くことに興味を持つ人が受講しており、定員に達することもあるという。同スペース担当者は「毎回たくさんの方に受講いただいている。第一線で活躍する作家の考えを直接聴くことができ、満足度の高いクラスになっている」と話す。
今回講師に迎える川上さんは1976年大阪生まれ。2002年に歌手デビューし、「乳と卵」(文學会12月号)で第138回芥川賞を受賞し話題を集めている。ワークショップの内容は、初日に川上さんから「書くことについて」のレクチャーが行われ課題が出される。2日目は課題の講評とまとめが行われる予定。
開催時間は、26日=18時~20時、27日=14時~16時。参加費5,000円。定員40人。