京都市を拠点に営業するパン店「志津屋」が11月9日から、消防車のイラストを採用した期間限定パッケージデザインの調理パン「京かるね」を販売している。
今から2年前に「カルネ」から商品名を変更した「京かるね」は、1951(昭和26)年の創業当初から販売している定番商品。通常パッケージは中央の赤いリボンが目を引くデザインだが、今回は期間限定で消防車のイラストをデザインに採用した。消防車のタイヤは丸い「カルネ」の形をしている。
同店と京都市消防局のコラボ企画は、空気が乾燥し暖房器具原因とした火災が増える冬季前に行う「秋の火災予防運動」の一環。2020年度から始まった。
予防運動期間中、京都市内では京都三条会商店街で消防訓練を行うほか、八坂神社の西楼門で舞妓(まいこ)たちによる火災予防啓発、イオンモール京都五条では京都のプロバスケットボールチーム「ハンナリーズ」のキャラクター「はんニャリン」が消防訓練や防災クイズなどの取り組みを行う。
同局総務課の広報担当者は「近年は過充電やタコ足配線といった『電気コード火災』にも気を付けてほしい」と呼びかける。
価格は1個=230円。11月15日まで。