ブックフェア「NEMURU KYOTO BOOKFAIR(ネムルキョウトブックフェア)」が3月20日から、西陣のゲストハウス「KeFU STAY & lounge」(京都市上京区)で開催される。
2回目の緊急事態宣言下の2020年4月にオープンした同施設。宣言期間中は宿泊者が少なかったが、地域との交流を進め地元の人でカフェがにぎわうようになったほか、現在は連休中に満室になるなど少しずつ人の出入りが増えているという。
ブックフェアでは、客室を全て貸し切りにし、宿泊をしない人も施設内で楽しめるようにした。テーマは「眠る」。宿泊施設で開催するイベントの親和性の高さから決めたという。今後もテーマを変え、シリーズ化を予定する。
出店は全14組。それぞれが思う「眠る」をテーマにした本やアイテムを持ち寄ってもらう。出店者は「マヤルカ古書店」「YUYBOOKS」「正和堂書店」「DOOKS」などの書店やレーベルに加え、「眠る」というテーマから連想される店にも声をかけ、ぬいぐるみの「片岡メリヤス」や、おきゅうサロン「お灸(きゅう)堂」なども出店する。
イベントを担当する同施設の中島崇裕さんは「いろんな出店者がどのように『眠り』を連想していったのか答え合わせするように楽しんでもらえたら。混雑時には入場時間を指定する整理券を配布する予定だが、その際は当施設の近くの店を紹介する予定。西陣の街自体も楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時~18時。入場無料。今月21日まで。