二条城「東南隅櫓(すみやぐら)」(京都市中京区)で3月4日、ウクライナカラーの黄色と青のライトアップが始まった。
京都市は1971(昭和46)年にウクライナの首都キエフと姉妹都市提携を結んでいる。今年2月にはウクライナ情勢の悪化を受け、京都市から市長と市会議長の連名でキエフ市長に宛て状況を憂慮していることや、昨年が姉妹都市50周年であったことを踏まえ、新たな50年に向けた関係を築きたいと親書を送付していた。
現在、京都市役所前にあるキエフとの友好記念碑のそばには献花台を、市役所などで募金箱を設置した。この日も多くの人が花を供え、手を合わせていた。
兵庫県から旅行で京都に来ていた来ていた女性は「ニュースを見てひどい被害に心臓がキュッとなる思いになる。1日も早く停戦してほしい。写真は平和を願う文を添えて発信したい」と話していた。
ライトアップは今月15日まで。