なんで京都でカレーやねん-商工会議所がビジネスモデル探る

3つのカレーのプレゼンテーションについて熱い議論を繰り広げた「W佐藤トーク」

3つのカレーのプレゼンテーションについて熱い議論を繰り広げた「W佐藤トーク」

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 京都商工会議所(京都市中京区烏丸通夷川上ル)で2月1日、京都商工会議所青年部(京都YEG)が主催する「第2回元気が出る勉強会」が開催された。当日は、340席ある講堂がほぼ一杯となる人数であふれた。

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 昨年7月に開かれた第1回勉強会「Kyoの商人(あきんど)塾」の実証プランを発表する場として開催された同会は、「カレー」と「京都」という全く異なる観点から新たなビジネスモデルを発見してみようと、3つのチームが半年間かけて研究した発想法をプレゼンテーションした。

 第1部では立命館大学教授の佐藤典司さん、FM京都の人気DJ佐藤弘樹さんをゲストに迎えビジネスモデルを提案する「カレー」を発表。CMを作ったチームもあり佐藤弘樹さんがナレーションを務め、プレゼンテーションの完成度の高さに会場は盛り上がりをみせた。

 審査には京都市内で飲食店を商う10社が参加、販売してみたい「カレー」に札が上げられ、実際にメニューとして出したいという申し出を判定とした。札を上げた各社からは「京都YEG」の冠で出すことを条件に商品化が検討され、今年3月~4月を目標にメニューに採用される予定。詳細は2月18日の説明会で決まるという。

 第2部では第1回元気が出る勉強会にも出演した桂都丸さんが落語を披露。「『カレー』と『京都』にちなんだお題でと頼まれたが、そのような噺があるはずがない」と、出演依頼を受けた際のエピソードも明かし、会場にわかせた。

 このユニークな名称で会を盛り上げた吉川忠男部会長は「さまざまな市場環境の中で経営者自身がどのような意思決定をしていくのか?を考える機会を提供する場となればうれしい」とコメントし、会を締めくくった。

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