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京都で演劇公演 コロナ禍の今と重なる状況、ユーモラスに描く

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 イベントスペース「Social Kitchen(ソーシャルキッチン)」(京都市上京区)で12月4日、3人組の演劇ユニット「ユーボー」による演劇公演「ハコブネシア」が始まる。

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 雨が止まず街の浸水が進む中、大学生の半田の部屋にマイペースな竹木、「意識の高い」三保(みもり)がやってきてひたすら暇をつぶすコメディー作品。

 作中では、移動手段のゴムボートが高額で転売されており、「定価の12倍!」「こっちはもっとすごいよ。22万!」と、スマホ片手に高額な商品を競うように探す会話など、今のコロナ禍と重なる一幕も見られる。

 脚本・演出を手掛け、自ら出演もしている中田歩さんは「コロナ禍の中でいろんな人の様子をフィールドワーク的に観察して、素材にしながら作っていった作品。さらっと見られて、人を選ばないのでぜひ見てもらえたら」と話す。

 上演時間は、13時~、18時~(約90分)。観覧無料(カンパ制)だが予約者優先。観覧予約は「ユーボー」ホームページで受け付ける。12月6日まで。

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