NTT都市開発は昨年から改修工事が行われている新風館跡地に開発中の同名複合施設「新風館」が4月16日に開業すると発表した。
旧京都中央電話局を一部保存・改修した建物。旧新風館はファッション店や飲食店などが入る複合施設で2016(平成28)年3月に閉館した。
今年4月に開業する新風館は地下2階地上7階建てで、延べ床面積は約2万5000平方メートル。米人気ホテルチェーン「エースホテル」のアジア初となるホテルを核とする。総客室数は213で、ギャラリーやジム、コーヒーショップ、ルーフトップバー、3つのレストランを付帯施設として設ける。宿泊予約はすでに始めている。
テナントは全20店。日本各地の食やファッション、カルチャー、クラフトなど7つのテーマで展開する「ビームスジャパン」、吉祥寺・渋谷に次いで出店する「アップリンク京都」がオープンする。
同館は、旧施設のコンセプト「『伝統』と『革新』の融合」というコンセプトを継承。関西初出店や新業態の施設を入居させることで、京都の地に新風を吹き込み、旅行者や地域の交流拠点になることを目指すという。