学生でつくるNPO法人「ドットジェイピー」関西は現在、来年2月1日に始まる団体やNPOでのインターン生を募集している。
若年層投票率を上げる活動を行っている同団体。インターンでは社会課題を発見し、解決することを目標に掲げている。
インターンは国際関係や教育、福祉、地域活性化などの分野で20以上の団体が受け入れを行う。対象は京都・大阪・兵庫のいずれかで2カ月のインターンに参加できる学生で、一次選考ではドッドジェイピーの担当者が面談。希望する分野やエリアを決め、二次選考では実際に受け入れ先の担当者との面談が行われる。インターンでの最後には、課題に対する解決への提案を行うビジネスコンテストが行われる。
同団体広報担当で龍谷大学3回生の鳥井摩耶さんは、自身も今年の夏に地域活性化のNPOでインターンを経験。地域活性化のNPOで、地域新聞で「地元の寺社をもっと知ってもらうため」と御朱印巡りの特集を提案し、実際に取材をして記事を制作した。
「できあがった記事を実際に見て足を運んでくださった方がいたと聞いてうれしかったし、新聞にはたくさんの人が携わっていることを知ったり、自分の発見が『気が付かなかった』と言われたり成長を感じられた」と振り返る。「興味のある分野から選べ、2カ月間のスケジュールは受け入れ先と調整ができるので、忙しい人でも無理なく社会を知るきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。
インターンの申し込みは、説明会の参加が必要。説明会の申し込みは、同団体ホームページで受け付ける。