京都駅そばにイベント「るてん商店街」が9月7日・8日、開かれた。運営はピーエイ(東京都)。
京都市の所有するおよそ2400平方メートルの土地を2019年から5年間の契約で活用する公募で選ばれた同社。月曜から金曜までは駐車場として使い、「るてん商店街」のある日のみ、2.5メートル四方の屋台が立ち並ぶ。
一過性のイベントではなく、定期的な市場にすることで事業者と来場者に交流生み出そうと、コンセプトには「商店街」を据える。開催ごとに出店者や規模が変わることから「るてん」と名付けた。
この日初回は集まった古着や小物、観葉植物などのブースのほか、京都のコーヒー店が集まる「Enjoy Coffee Time」、七条中央サービス会の青果店と鮮魚店が参加。市立芸術大学の学生の作品を販売するブースも設けられ、ケバブやドリンクなどのフードカーも並んだ。
朝から多くの人が集まり、汗を拭きながらコーヒーやフードを買い求めたり、古着やファッションアイテムを見たりして楽しんでいた。
同イベントのプロジェクトマネージャーの篠部大五郎さんは「可動式の屋台なので、小規模でも駐車場と共存するモデルを示していきたい。来年の4月からは毎週末開催していきたい」と意気込む。
次回は10月5日・6日を予定する。