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中村獅童さん、初音ミクが千本鳥居でお練り 「超歌舞伎」成功祈願

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 中村獅童さん、初音ミクら「八月南座超歌舞伎」のキャストが、伏見稲荷大社(京都市伏見区深草藪之内町)で7月30日、お練りと成功祈願祭を行った。

立体映像で手を振る初音ミク

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 2016(平成28)年から続く「超歌舞伎」シリーズで、歌舞伎役者とバーチャルシンガー、の「初音(はつね)ミク」がNTTの技術で「共演」する同舞台。昨年11月に新開場した南座(京都市東山区)で8月2日に上演が始まる。

 当日は中村獅童さん、中村蝶紫さん、澤村國矢さん、中村獅一さんが参道を練り歩きながら沿道からの声援に応えていた。楼門の前では、山車(だし)から立体映像で着物姿の初音ミクが手を振りファンを喜ばせていた。

 本殿で成功祈願祭を執り行った後、取材に応じた中村獅童さんは「今回は宙乗りをしたり、ミクさんとも相談してちょうど昨日決まった新演出もある。外の暑さに負けない熱い芝居を届けるので、一緒にサイリウムを振ってみんなで見たことのない景色を作ろう」と来場を呼び掛けた。

 お練りを見に石川県から駆け付つけた清水駿さんとあかりさんはこれまで2回「『超歌舞伎』」を見たという。「2階席からでもミクさんがはっきり見えるほどきれいだし、感情移入するくらい獅童さんの演技に引き込まれる。8月の南座はまだチケットが取れていないが、当日券を取りたい」と話していた。

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