江崎グリコ(大阪市)が7月3日、料亭「京都吉兆」総料理長の徳岡邦夫さんがを監修した野菜フレーバーの「アイスの実」を販売する。
今年発売33年を迎える「アイスの実」。野菜を使ったフレーバーは今回が初めてとなる。同社は「世界中のお母さんが子どもたちに食べさせたくなる」をコンセプトにした高級アイスと位置付け、高島屋京都店(下京区)と、高島屋大阪店(大阪市中央区)と高島屋オンラインストアで販売する。
フレーバーは北海道産「えびす種」を使うカボチャ、九州産サツマイモ「高系14号」、北海道産と九州産のニンジン、北海道産「スーパースイート種」トウモロコシを使った4種類。いずれも香料や着色料、人工甘味料を使わないのが特徴。
江崎グリコ商品開発研究所スタッフの本田真弥さんは「アイスの実には球状の形が特徴で、製造する上で多くの制約がある。ミルク由来の乳タンパク質や卵黄で脂肪を乳化させたり、寒天やこんにゃくでとろみを出したりした。ぜひ一度試してもらえたら」と話す。
価格は、1種(10個入り)=540円、箱入り4種セット=2,260円。オンラインストア限定ギフトセット=4,320円(送料込み)。
販売は7月16日まで(オンライン限定ギフトセットは8月7日10時まで)。