晴明神社近くの堀川一条の緑地で6月5日、ホタルが見られた。
緑地では「堀川ほたるプロジェクト」がホタルの放流などの取り組み続けている。およそ10年前に近隣の住民で結成され、コンクリートで固められていた堀川の両岸に土を入れてホタルの生息しやすい環境に整えた。
5月下旬からは近くのマンションや店舗からの光を遮るためによしずなどを設けているほか、転落防止の線を張ったり、交代で見る人の安全も確認している。
昨年はあまりホタルが見られなかったが、今年はおよそ300匹のホタルの幼虫のほか、餌エサとなるカワニナを放流した。そのかいあってか、今年は一度に数匹が光っている様子のもが見られている。
6月5日には近くに住む親子連れが訪れ来ており、間近まで飛んできたホタルに触る機会も。怖がる子どももいたが「すごく光ってる」と興味深く観察していた。
例年、6月中旬ごろまで見られるという。