「クリエイティブ クッキング バトル大学生大会in関西」が6月9日、ABCクッキングスタジオ京都グラウンド(京都市下京区四条通り室町東入函谷鉾町)で行われる。
同大会は、日本で年間およそ646万トン捨てられている食料の半分が家庭からといわれていることから、食品廃棄(フードロス)の問題も家庭から解決できることをテーマにしている。昨年、企業や自治体を対象に始まり、大学生を対象とした本大会は今回が初めてとなる。
ルールは、参加者が家で余っていた食材を1~2品持ち寄り、主催者が用意した家庭によくある食材を組み合わせて料理を作る。調理時間は45分。審査ではレシピの創造性や味、見た目に加えて食べられる部分のゴミのも計量し評価審査の対象となる。大会には8チームが出場し、優勝チームが全国大会に進む。
同イベント広報担当者の玉木春那さんは「ゴミの重さは評価の比重が大きく、大学生のプレ大会では1グラム単位でゴミを減らす工夫をそれぞれのチームがしており、見ごたえがあった。フードロスの問題を身近に感じてもらえたら」と話す。