「Impact Hub Kyoto」(京都市上京区油小路中立売東入る甲斐守町)で2月15日、「すごい!採用・就職会議vol.3」が行われた。
2014年から京都市が進めるグローカル人財育成事業の事業報告会として行われた同イベント。今年は15人の留学生を含む70人の学生が企業と共に課題に取り組む11のプログラムが行われた。
当日は、企業と学生の間をコーディネートした「グローカル人材開発センター」(上京区)が今年の取り組みを紹介した。この後、プログラムに参加した学生は「会社の魅力をアートで表現する」取り組みを振り返り、実際に制作したモザイクアートや曲を披露した。最後は会場の全員で「フィッシュボウル」の手法を使って意見交換会を行った。
トークセッションでは学生側から「企業と出会って何かしないといけない」といった漠然とした不安があることや、企業側からは「作り手として意図したことも、実際は受け取り方が違ったということもたくさん聞けた」といった気づきのほか、「学生には就職活動の前に働くこと、職業観やお金を稼ぐこととはどういうことなのか自分なりに考えてみるといい」などアドバイスも寄せられた。